鍵交換をする必要が出てきた時には、まずどの鍵屋さんに依頼するかを決めなければいけません。この記事では、業者選びの際に見ておきたいポイントをご紹介。いくつかポイントを紹介しますので、一つずつチェックしていきましょう。
鍵業者を探す際には、料金設定をしっかり確認することが大切です。 鍵の交換や修理は、鍵の形によって金額が変わったり、時間帯によって追加料金が発生するため、 思ったより金額が高くなるケースがよくあります。
鍵業者を探す際に何を重視するのか、実際に鍵業者を呼んだことがある方、呼んだことがない方、 合計95名の方に独自にアンケート調査を実施しました。
【鍵業者を呼んだことがある方】
【鍵業者を呼んだことがない方】
初めて鍵業者を選ぶ場合、「即日対応など対応時間帯」を重視する方が多い結果となりました。
例えば鍵をなくしてしまった、壊れてしまった場合などは緊急性が高いため、すぐに来てくれる業者を探すためです。
では、1度鍵業者を呼んだことがある方が、次に業者を呼ぶ際に重視する点はどこなのでしょうか?
一度鍵業者を呼んだことのある方が次に鍵業者を呼ぶことになった際、
「料金設定のわかりやすさ」を重視する方の割合が26.7%から53.3%に増加しました。
なぜ料金設定を重視するのか、
具体的なエピソードをお伺いしました。
実際に鍵業者を呼んだ経験のある方に体験談をお聞きしました。
【深夜料金などの追加料金で高額になりました】
・真冬の凍える寒さの中、終電で帰宅し、家の鍵がないことが判明。
深夜帯で今すぐ来てくれる業者を探しました。
複数サイト見比べ、料金比較などやっている精神的余裕がなく、
即来てくれる的なことが書かれており、最低料金が明示されていた業者にとりあえず連絡しました。
1時間近く待ったと思います。数千円台の最低料金だったのに、深夜料金など諸々が乗り、最終的に料金が4~5万円ぐらいかかったことが残念でした。払うしかないので払いました。
【鍵のタイプによって思ったより割高になりました】
・家の前で家のカギをなくしたことに気づき、慌てて「鍵 開ける」と検索して業者さんを呼びました。
5,000円で即日対応の鍵屋さんを呼んだところ、最初15,000円かかるといわれました。
値段が違いすぎる件を言ったところ「カギのタイプが違うから」と言われました。
しかし「その値段じゃ無理です」と言ったら8,000円にいきなり下がりました。
その後も「でも高い・・」とごねていたら「じゃあいくらなら大丈夫ですか」と言われたので
「サイトに書いてあった5,000円なら」といったら「じゃあ今回は特別です!5,000円でいいです!でも、会社には黙っててくださいね、自分のせいになっちゃいますから」とのことで値段が下がりました。
料金設定をしっかり確認していなかったことで、想定より費用がかかってしまった経験のある方が、
「料金設定のわかりやすさ」を重視する結果となりました。
家の鍵を紛失してしまった際などは緊急性が高く、焦ってしまうと思いますが、
自分の家の鍵の形や時間帯によっても金額は変動するので、料金設定が明確な業者や、作業前に見積りを提示してくれる業者を選ぶと安心です。
では、料金設定が明確な業者はどこなのでしょうか? おすすめの業者を紹介いたします。
作業前に見積りを提示してくれるなど、料金設定が明確なおすすめ4社を紹介します。
会社名
鍵猿(※1)
鍵のレスキュー(※2)
日本ロック(※3)
カギの緊急隊(※4)
保証の
記載
○
○
△
△
修理の
見積もり
8,000円~
15,000円~
-円
8,000円~
同グレードへ
交換の見積もり
15,000円~
20,000円~
30,000円~
20,000円~
事例の記載
(公式HP)
○
○
×
×
おすすめの鍵業者を探す際には、口コミサイトの評判をみるというのがひとつの手といえます。やはり実際にその業者を利用した人の生の声は非常に参考になるからです。
ただし、口コミを参考にする際に注意したいのが「あまり口コミサイトの評価を鵜呑みにしすぎない」という点。これは口コミサイトの中には、仲介業者がランキングに掲載されていることがあるため。口コミの内容を見てある業者に依頼したところ、実は仲介業者だったために料金が高額になってしまった、という事例もあるようです。
以上のようなケースに遭遇しないとも限らないため、口コミサイトは参考までに利用する、という心構えが大切です。
また、業者を選ぶ際に注目したいポイントとして「出張料」が挙げられます。業者のホームページを見ると、格安の基本料金を提示しているところがありますが、この場合は他に必要な費用がないかどうかをしっかりと確認する必要があります。 例えば、基本料は安いものの出張料を上乗せすることにより、最終的には高額な請求になってしまうというケースもあるため。この場合、あらかじめ見積もりを提示する業者だったとしても、今度はキャンセル料がかかってくる場合もあり、結局は高額な支払いをすることになる、というトラブルも。
そのため、あらかじめ出張を依頼する際には出張料やキャンセル料がかからない業者を選ぶのもポイントのひとつといえるでしょう。
実際に作業を依頼する際、信頼できる業者かどうかは実際に現場調査をしてもらい、直接話をしてみないとわからないという面がありますが、見積もりを依頼する場合には「現地見積もりが無料かどうか」という点もあらかじめ確認しておきましょう。中には「見積もりは有料」となっており、作業依頼はしていないのに料金を支払う、というケースも出てきます。
見積もりが無料かどうかは業者のホームページに記載されている場合もあります。もし記載がなければ、直接電話をした時に確認してみればはっきりしますので、一度問い合わせをしてみることをおすすめします。
鍵交換を依頼する際、ランキングや口コミ情報を参照する場合には参考程度にしましょう。さらにトラブルを避けるためには、可能な限り現地見積もりで料金を確認する、という点がポイント。実際に業者と会って話をすることでサービスの良し悪しがわかりますし、料金についても行き違いが起こる可能性も減らすことができます。そのため、鍵交換の必要が出てきた場合には、まずは無料で見積もり対応してくれる業者を探し、現地見積もりを依頼してみると良いでしょう。
鍵を交換したのに、「すぐにまた壊れた!」といったことにならないよう、無償の保障制度があり、主要都市(東京・大阪・名古屋・福岡・神奈川・京都)を含む全国複数のエリアに対応している業者4社に見積もりをとってみました。